ソフトウェア開発技術者平成20年春期 午前問13

問13

次の流れ図において,ステップS4でYesと判断したときまでの,ステップS1~S4の実行回数をそれぞれn1~n4とする。n1~n4の間に成立する式はどれか。
13.png/image-size:184×229
  • n4=n1+n2+n3
  • n4=n1+n2-n3
  • n4=n1-n2+n3
  • n4=-n1+n2+n3
  • [出題歴]
  • ソフトウェア開発技術者 H15春期 問14

分類

テクノロジ系 » アルゴリズムとプログラミング » アルゴリズム

正解

解説

まず、S1~S4までを1回ずつ実行した次のケースを考えてみます。
13_1.png/image-size:184×229
  • 1=1+1+1 で成立しません。
  • 1=1+1-1 で成立します。
  • 1=1-1+1 で成立します。
  • 1=-1+1+1 で成立します。
この時点で「ア」は検討対象から除外できるので、残った選択肢の検証を続けます。
「イ」と「ウ」で異なる部分は"+n2-n3"と"-n2+n3"だけで、n2とn3の実行回数が同じ時には2つの式の結果に違いが現れないため、n2とn3が異なる実行回数をとる次のようなケースで検証を行います。
13_2.png/image-size:184×229
  • 「イ」2=1+0-1 で成立しません。
  • 「ウ」2=1-0+1 で成立します。
  • 「エ」2=-1+0+1 で成立しません。
したがって、n1~n4の間に成立する式は「n4=n1-n2+n3」とわかります。
© 2010-2024 応用情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop