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応用情報技術者平成26年秋期 午前問6
問6
データ列が整列の過程で図のように上から下に推移する整列方法はどれか。ここで,図中のデータ列中の縦の区切り線は,その左右でデータ列が分割されていることを示す。
- クイックソート
- シェルソート
- ヒープソート
- マージソート
- [出題歴]
- ソフトウェア開発技術者 H18秋期 問10
分類
テクノロジ系 » アルゴリズムとプログラミング » アルゴリズム
正解
エ
解説
図の整列過程を見ると、大きさが1の部分文字列の併合を繰り返して最終的な整列済み文字列にしていることがわかります。このように整列対象を大きさ1の部分文字列に分割した後、隣り合う要素ごとに整列と併合を繰り返しながら整列を行う手法がマージソートです。
- クイックソートは、整列対象のデータ群をある基準値以下のグループと基準値以上のグループに分割し、さらに分割後の各グループで基準値を選んで二つのグループに分割するという処理を繰り返してデータを整列するアルゴリズムです。
- シェルソートは、ある間隔おきに取り出した要素から成る部分列をそれぞれ整列し、更に間隔を詰めて同様の操作を行い、間隔が1になるまでこれを繰り返す整列アルゴリズムです。
- ヒープソートは、未整列の部分を順序木にし,そこから最小値(または最大値)を取り出して整列済の部分に移すという操作を繰り返して、未整列の部分を縮めていく整列アルゴリズムです。
- 正しい。