HOME»応用情報技術者試験掲示板»令和5年秋期午後問5
投稿する

令和5年秋期午後問5 [5282]

 初心者さん(No.1) 
https://www.ap-siken.com/kakomon/05_aki/pm05.html
設問3(1)ですが、全体的にわかりません。。
①広報PCと広報サーバは同じセグメントであり、名前解決のためにN社のDNSサーバのゾーン情報を見に行く根拠がわかりません。
解説には「受信メールサーバを serv.example.jp とした場合、広報PCがメール受信のために serv.example.jp の名前解決を行うと、図2のゾーン情報よりIPアドレスとして w.x.y.z が返されます。」とありました。しかし、FWでは25,80.443のみが許可されているので110番の通信がそもそもDNSサーバに行くのは無理なのではないかと思いました。
問題の前提含めて理解不足と思います、教えていただけると幸いです。
2024.08.17 16:01
jjon-comさん(No.2) 
AP プラチナマイスター
DNSプロトコルを用いて名前解決しているのであれば,名前解決したいサーバが同一セグメント内・同一IPネットワーク内にいるか否かに関わらず,DNSサーバに問い合わせをします。

インターネットからFW1宛てに送信されたIPパケットのうち
25,80.443のみを転送,と問題文に書かれています。
L社新ブランドプロジェクトルームからインターネットに出て行くIPパケットの宛先ポート番号には制限をかけていません。

広報PCのメールソフトウェアに受信メールサーバとして serv.example.jp,POP3のポート番号として110番ポートを設定
という状況において,110番の通信はDNSサーバに行きません。

(1) serv.example.jpのIPアドレスを知るために,宛先IPアドレス=DNSサーバ,宛先ポート番号=UDP/53 または TCP/53 という名前解決のIPパケットを投げて(設問3(1)の変更後は)その回答 192.168.1.10 を得て,

(2) POP3プロトコルでメール受信の一連のやりとりをするために,宛先IPアドレス=192.168.1.10,宛先ポート番号=TCP/110 のIPパケットを投げます。
2024.08.18 14:38
 初心者さん(No.3) 
おそらく理解できました!あくまで広報サーバへの転送を制限しているのであって、広報PCへの転送は特にFWではじかれないのですね。
そのためDNSサーバ→広報PCの応答パケットでIPアドレスを得て、ソフトウェアに設定後広報PC→広報サーバに110番のパケットを投げられるということですね。
2024.08.19 12:21
jjon-comさん(No.4) 
AP プラチナマイスター
No.3 の理解で良いと思うのですが,
> 広報PCへの転送
という用語が変です。

「転送」とは次の(1)の動作を指します。

(1) FWにやってきたリクエスト通信を規則に従って判定し,FWの通過を許可する場合は,プライベートIPアドレス+ポート番号 と グローバルIPアドレス+ポート番号 の一時的な対応付けをFW内のNAPTテーブルに記録し,その通信を通過させる。

(1)の後にペアとなって発生する次の(2)は「転送」とは呼びません。

(2) (1)で生成されたNAPTテーブルの対応付け情報を用いて,(1)とは逆方向に流れるレスポンス通信を通過させる。
2024.08.19 13:50
 初心者さん(No.5) 
(1)は転送で、(2)は(1)のレスポンスであり、(1)の一部という認識ですね。
ありがとうございました。理解が深まりました。
2024.08.20 12:24
返信投稿用フォームスパム防止のためにスレッド作成日から30日経過したスレッドへの投稿はできません。
© 2010-2024 応用情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop